My job
大学教員(恐竜博士)のお仕事
教育と研究を両立
新たな発見を社会に役立てる
大学教員には、自分の研究のほかに、学生への指導や大学全体の運営を考える仕事があります。修士号や博士号が必要で、なぜ?と疑問を持ち続ける気持ちや、コツコツと研究するねばり強さが求められます。研究は国内外へフィールド調査(現地調査)に出かけ、研究のための材料を持ち帰って調べ、新しくわかったことを論文で発表します。博物館や地域と協力して、発見したことをみんなに広める活動も大切な役割の一つです。

Job description
大学教員(恐竜博士)って
どんなお仕事をしているの?
フィールド調査
国内外のいろいろな場所に恐竜の骨や足あとなどの化石をさがしに行きます。化石がある地層まで重機で掘ったり、小さな工具を使って手探りで慎重にさがしたりします。
調べて論文を書く
化石をきれいにし、化石の骨を注意深く観察します。薄くスライスして顕微鏡で観察することも。くわしく観察すると恐竜の寿命や成長パターンなど恐竜本来の姿がわかってきます。
学生への指導
フィールド調査や研究をもとに学生に授業や指導をおこないます。恐竜学の考え方やフィールドワークの具体的なやり方を伝え、次の世代の研究者を育成します。
博物館や学校での講演や本の執筆
恐竜や古生物について一般の人に伝える活動にも力を入れています。本を書くことや図鑑の監修もその一つです。研究は博物館展示や教育普及活動にも役立てられます。

このお仕事についたきっかけ
- きっかけは3歳の時に見たゴジラの映画です。その後、博物館で恐竜の化石と出会い、ゴジラはいないけれど、恐竜は本当にいたんだと感動。恐竜のなぞを知りたい、魅力を伝えたいと思い続けています。
こんな人たちと働いています!
- 事務職員
- 博物館学芸員
Company
この会社に教えてもらったよ!

会社見学OK
出張授業OK
恐竜から養殖までユニークな研究に世界が注目
岡山理科大学
- 所在地
- 岡山市北区理大町1-1
- TEL
- 086-256-8508
- 創業
- 1964年4月
- 従業員数
- 教職員数/540名
- 支社
- キャンパス/岡山理科大学今治キャンパス
この会社ではこんなお仕事を
しています
海水でも淡水でもない
「好適環境水」の研究「好適環境水」は、海水魚と淡水魚が一緒に生きられる魔法のような人工飼育水です。これまで、フグやウナギ、エビなどを実際に養殖し販売しています。
ペットの健康や幸せを
考える獣医学と様々な学部が協力し、病気やケガをした動物用の車いすや見守りシステムを開発。ペットも幸せにくらせる社会を目指しています。
おいしいワイン作りの研究
大学内の 「ワイン発酵科学センター」という場所で、畑でのブドウ作りから、発酵までを考えたおいしくて高品質なワイン作りを研究しています。
動物とヒトの共存を目指したシステムを開発
人と動物が共生するため、自動車メーカーや自治体、農家さんと協力し、高周波音や低周波音を出して、動物との接触をさける技術を開発しています。

「科学のおもしろさ」を伝える活動をしています
岡山理科大学では、小学生や地域の皆様に科学の楽しさを伝えるイベントを定期的に開催しています。見て、ふれて、考える体験型の実験やワークショップを通じて、日常にひそむ科学の不思議を楽しく学べます。未来をになう子供たちの知的好奇心を刺激し、地域の方々にも科学をもっと身近に感じてもらう機会を提供しています。ぜひご参加ください!