印刷オペレーター
My job
印刷オペレーターのお仕事
技術と経験で美しい印刷物を作ります
学校で使う教科書やドリル、テストのプリントなど、印刷物がどのように作られているか興味はありませんか。印刷オペレーターは、印刷機を操作し、C(藍)・M (紅)・Y(黄)・K (墨)の4色のインクを調整して、紙などに印刷をする仕事です。この4色でどんな色でも印刷できますが、美しく仕上げるためには色に対する鋭い感覚が必要で、コンピューター操作も求められます。一人前のオペレーターになるには数年かかります。
Job description
印刷オペレーターって
どんなお仕事をしているの?
紙と版をセットする
印刷する紙はロール状に巻かれていて、1ロール600㎏もあります。フォークリフトを操作して、印刷機にロール状の紙をセットします。はんこの役割のある4枚の印刷版(CMYKのそれぞれの色)もセットします。
色の調整をする
色見本を見ながら、色を調整します。同じ色でも天候や湿度によって仕上がりが異なるため、経験と技術が必要です。印刷機を動かしながら調整するので、色を合わせる繊細な作業と、紙のロスを少なくするためのスピードが求められます。
印刷機のメンテナンス
印刷に使用するオフセット輪転印刷機は全長20m以上もあり、B4サイズのチラシなら、1時間に20万枚分もの印刷が可能です。指示書に書かれた色を再現するには、日ごろから印刷機の点検やメンテナンスをすることが大切です。
こんなことも調べてみよう!
- 紙以外のものにも印刷はできるの?
- 印刷技術は、昔と今とどのように変わったか調べてみよう
- 印刷に使う4色(CMYK)が言えるかな?
こんな人たちと働いています!
- 営業事務
- 総務
- 営業
- 事務員
- 配送員
- デザイナー
Company
この会社に教えてもらったよ!
この会社ではこんなお仕事を
しています
印刷のデータを作成(DTPオペレーター)
チラシやポスター、冊子、パンフレットなどの印刷物のデータを作成します。主にMacを使用しイラストレーターやフォトショップなど専用ソフトを使います。
CTP(印刷版の出力)
制作したデータをもとに、印刷機にセットする印刷版をアルミ製の板に出力します。版にキズがあると印刷物にキズが付くため注意が必要です。
枚葉オフセット印刷機
1枚ずつ小切れにしている紙を使用し、機械を止めて、ルーペを使い細かい調整をおこないながら印刷できる機械です。美術印刷や高精細印刷に適しています。
製本・仕上げ
印刷物を裁断したり折ったりして、チラシや本の形に仕上げます。完成した商品は、包装・梱包され、お客様のもとへ出荷します。
ロス紙はリサイクルして新たな紙へ
ロス紙は、専門業者へ出してリサイクルされ、学校のテスト用紙やわら半紙、段ボールなどに生まれ変わります。皆さんが使っている紙でリサイクルマークが付いているものを探してみましょう。右に書かれている表示は、再生紙の中に古紙が何パーセント含まれているかを表しています。